海外での腎移植など渡航治療に役立つ情報と滞在支援なら「海外腎移植事情研究協会」
腎不全の唯一の根本治療法である腎移植のために、また、自己の幹細胞を用いた臓器再生医療などの先端医療を受けるため、海を渡って海外に治療の活路を求める患者さまは少なくないと思いますが、専門用語に精通した医療通訳がいないために、心細い思いで異国の地での治療を余儀なくされている方々もいらっしゃるでしょう。
また、海外には有効な治療法があるにもかかわらず、我が国と諸外国の医療文化の違いや、専門医療用語を理解し、滞在先での日々のケアを提供してくれる信頼できるサポーターに出会えない、あるいは、透析から離脱するため、さらには透析に陥る前に受ける先行的腎移植など、切望する治療を行ってくれる、海外の医療機関の情報が得られなどの理由で、渡航先を決められずにいる患者さまもおいでのことでしょう。
このような現状に鑑み、ご自身やご家族の健康を取り戻したり、理想とする家族計画やライフスタイルを実現させるため、日本では得られない海外ならではの治療や処置をお受けになることを希望する患者さま方をサポートするため、私ども海外腎移植事情研究協会は「医療通訳兼役務サービス提供組織」として再出発することといたしました。
糖尿病の根本治療である外科手術や、最先端の再生医療、また、卵子提供・代理出産プロフラム(生殖補助医療)を利用した最新の不妊治療や臓器移植など、国内でのチャンスを待ちきれずに、海外でこれらの医療をお受けになることを希望される方々に向けて、私どもは医療専門通訳として、その実現のためのお手伝いをしております。
外国に渡航して医療行為や処置を受けるには、その地に飛ぶこと以前に、言語のバリアをクリアし、文化・宗教の違いを十分に理解するなど、乗り越えなければならない壁がいくつも存在いたします。
そこで私どもは、従来の活動方針を変更し、渡航先の国や医療行為の内容を問わず、海外で行われる医療行為を日本人が安心して受診できるよう、患者さまが医療機関との間で取り決めた治療計画や渡航スケジュールに沿って、現地医療機関での通訳・翻訳業務のほか、航空券や宿泊施設の代理手配、現地までの添乗および現地での移動手段の確保、各国での入国審査・通関・ビザ取得のお手伝いや、渡航先に滞在中の洗濯物の処理、また、日々必要となる日用品の買い物やリハビリのお手伝い、さらには当会のスタッフが現地で調理した日本食を滞在中に差し入れることを含めた役務サービスを提供するなど、通訳や翻訳業務を中心としつつも、患者さまが海外に滞在中に不自由を感じることがないよう、あらゆる身の回りのお世話を提供する「医療通訳兼役務サービス提供組織」として再スタートを切ることといたしました。
役務サービスを提供する国は問いませんが、言語は基本的に英語とスペイン語およびタガログ語に限定させていただきます。
この新規業務への移行に伴い、以下に当会の今後の活動方針をお知らせいたします。
1) 「腎移植をはじめとする臓器移植手術の実現を図るための具体的なサポート」は、その歴史的使命を終えたため2021年をもって終了し、今後は移植手術の勧誘・仲介や、あっせん・連絡・調整といった連絡調整業務は行わないことといたしました。
なお、当会が一時休業する前に、腎移植についてご相談をいただいていた患者さま方には、このあと個別にご連絡をさせていただきますので、お待ちください。
- 2) 医療行為の内容や種類を問わず、渡航前に海外の医療機関から提出を求められるであろう各種の医療情報の提供につきましては、従来どおり適正価格にてその翻訳を行い、患者様に納品いたします。
- また、それらの検査を実施してくれる検査機関については、患者さまに心当たりがなければ、ご紹介いたします。
- 3) 患者さまが医療をお受けになる医療機関・具体的な治療内容や治療方針、また、渡航のタイミングや医療費等については、すべて患者さまと現地医療機関の間で直接、取り決めていただきます。そのうえで当会は、患者さまが医療機関側と取り決めた渡航スケジュールに沿う形で渡航をお手伝いし、医療通訳および和食の差し入れを含む、滞在中に必要な様々な役務サービスを提供させていただきます。
また、当会では長年にわたり多くの国々で活動を行ってきた経験から、我が国と諸外国との習慣の違い、特に医療文化の違いについても的確なアドバイスを差し上げられることと存じます。 この医療文化の違いを十分に理解しないと、現場では必ず混乱や意思疎通に問題をきたします。それは安心して医療を受けるにあたり、大きな障害となるでしょう。 海外で医療行為を受けるには、我が国と諸外国との医療文化や宗教の違いを正しく認識することが極めて重要ですから、当会の極めて豊富な経験をどうぞお役立てください。
以上、新たな業務内容についてご案内いたしました。
医療通訳および海外で療養中に必要となる様々な役務サービス提供についてのご相談・お問い合わせ等がありましたら、
医療通訳担当者:080-7841-8989までご連絡ください。ご相談は無料で承ります。
また、メールでのお問い合わせは、info(アットマーク)kidney-tp.org までお願いいたします。
なお、メールの送信にあたっては、上記の(アットマーク)を @ に置き換えてお送りください。
スパムメール防止のため、ご協力をお願いいたします。
なお、ご相談は無料でお伺いいたしますが、実際に当会の医療通訳・役務提供サービスを利用される際には、渡航先の国や地域により、事前に無料でお示しする見積り書に基づき、当会が定める日当を申し受けます。
詳細につきましては、どうぞお気軽にお問い合わせください。
当会は、このような窮状をお抱えの患者さんに朗報となる情報を、1987年以降、30年以上にわたり発信し続けています。
30有余年に及ぶ長い歴史の中では、医師・歯科医師などの医療関係者をはじめ、文化人・県会議員・芸能人・プロスポーツ関係の方々の移植手術もサポートさせていただきました。
すでに海外で腎移植を済まされた先輩患者さんにお会いになって、実際の体験談をお聞きになってください。透析と決別し、健康と自由を回復された患者さんの輪が広がっているのです。
透析導入前に腎移植を受けられて、すっかり健康を取り戻された患者さんの体験談も、お会いになって、あるいは電話で直接お話を聞きになれます。もちろん費用は掛かりません。
●私どもでは2021年をもって、海外で行われる腎移植の勧誘やあっせん行為を行っておりませんが、これから海外にて腎移植をお受けになることをお考えの方々には、様々なアドバイスを差し上げられると確信しておりますので、ご遠慮なくご相談ください。