糖尿病性腎不全を完治する海外での腎移植の実現をお手伝い
糖尿病は一度発症してしまうと、完治しない病気と言われています。
ご存知のように糖尿病は、それそのものは怖い病ではありませんが、自覚症状があまりないこともあって、放置する患者が多いことが知られています。しかし怖いのは、糖尿病の合併症。
糖尿病の治療を怠って血糖値の上昇が続くと、眼には糖尿病性網膜症が、また腎臓には糖尿病性腎不全といった非常に深刻かつ不可逆的な疾患が合併症として高頻度で現れます。
特に腎疾患でいえば、新たに透析療法が必要となった患者の約40%が糖尿病を原疾患としているという報告もあります。
また、糖尿病に罹患すると健常者に比べ、肝臓ガンで約2倍、すい臓ガンで約1.9倍、大腸ガンでは約1.4倍も各種ガンの罹患率が上がるという報告が厚労省から発表されているようですから、糖尿病をしっかりと治療することは極めて重要です。
糖尿病性腎症から透析生活に入ると5年生存率は約50%という厳しい現実
話を糖尿病性腎症に戻します。糖尿病が上手にコントロールできず、末期腎不全に陥って透析生活に入ると、その地獄のような生活から離脱するには、腎移植を受けるしか道がありません。
ところが、その腎移植を希望して日本臓器移植ネットワークの待機リストに登録しても、順番が来るまでは15~17年待ちという厳しい状況が我が国の実情なのです。
しかも他の疾患から透析生活を迎えた患者さんとは違い、糖尿病を原因として透析に入った患者さんの5年生存率(余命)は、全国平均で50%ほどしかないという悲しむべき現実があるため、およそ15年もかかる腎移植までの待期期間が待ちきれずに命を落とす患者さんの方が多いという、残念ながら目を背けることができない事実が、数字の上からも突きつけられています。
このような合併症による困難な状況に陥らないよう、糖尿病の治療を継続することは大切な予防法の一つではありますが、わが国では従来、内服薬、あるいはインスリンを注射にて体内に取り込むなどの薬物療法によって、糖尿病の悪化を防ぐこと(病状の進行を遅らせること)が治療の第一選択肢として一般的に行われてきました。しかし残念ながら、これらの薬物療法は糖尿病を根本から治すものではありません。
透析を伴う腎不全を治療する唯一の方法は腎移植ですが、身内にドナーがいないと国内では約15年待ちという状況に昔から変化はありません。
一方で広く海外に目を向けると、短期間で腎移植が実現する道があり、特にアメリカ人移植チームが執刀する中米地域の国においては、申し込み後2-3ヶ月という極めて早期に腎移植が実現しています。
「透析から解放されたい」あるいは「透析生活には入りたくない」とお考えの方は、海外で移植を受けて、再び自由で健康な生活を取り戻すことを検討されてはいかがでしょうか。
私どもでは、一般にはあまり知られていない、海外移植に関する具体的な情報を無料でご提供しておりますので、腎臓病でお困りの方は、どんなことでも遠慮なくご相談ください。
海外での腎移植についての情報は以下のページも詳しくご説明していますから、ぜひお目通しください。
人工透析と決別するには
海外移植を済ませた患者さまたちの記録写真とビデオ
海外移植実現までの全体の流れ
また腎移植とは違い、腎機能を完全に回復させることは出来ないものの、透析に入る前に、糖尿病を劇的に改善できる外科的療法もあり、近年では幹細胞を用いた(自己)再生医療も選択可能な治療法となっています。
腎移植以外の外科的治療の主な術式としては以下の方式が挙げられます。
- スリーブ状胃切除術
- スリーブバイパス術
- 胃バイパス術
これらの手術は、胃の一部を切除して容量を小さくしたり、小腸の形状を一部変更して、食物の消化吸収を阻害することにより、糖尿病の高い改善効果が期待できます。
これらの術式のどれを採用するかは、患者さん個々の病歴や病状によって医師により決定されるもので、術後は約60-80%の患者が糖尿病の薬が不要になったとの報告があります。
しかしながら、これらの外科的治療は糖尿病患者だれもが受けられるわけではなく、術式ごとに厳格な適応条件が定められているので、まずは適応条件を満たす必要があり、それには時間も要するようです。
一方で、海外の糖尿病改善のための外科的療法を推進している医療機関であれば、基本的に適応条件がないため、全身の状態さえ悪くなければ、スムーズに手術を受けて、糖尿病の薬やインスリンの接種といった煩わしい日常から離脱できる可能性が60-80%の高確率かつ早期に望めるでしょう。
薬物療法からの離脱をお考えの患者さまは、この外科的療法をお受けになることを選択肢の一つとして考慮されてはいかがでしょう。その際には、私どもの医療通訳サービスをお役立てください。
幹細胞を用いた糖尿病の再生医療(最新の治療方法)
幹細胞とは簡単に説明すると、それ自身を複製しながらさまざまな細胞に分化する能力を持つ細胞です。
ご自分の細胞を培養して大量に作り出し、それを自分自身に移植することにより、β細胞が集まっている膵島を再生し、安定したインスリンを作り出させることにより、良好な血糖コントロール状態を得て、糖尿病を根治させるという治療法です。
わが国では、いまだ実験的医療の域を出ていないようで、治療を行っている医療機関の数も限られており、また自費での治療となっていますが、治療開始後3-4ヶ月でHbA1cが8.7⇒6.2, GPTが174⇒51と、劇的に改善されたという報告も多数あるようです。
海外においては、この分野では日本より先んじており、幹細胞を用いた再生医療は日常的な治療になりつつあります。
なお、国内での再生医療のほとんどは現状、厚労省から承認されていないため健康保険が使えない自費治療となりますから、海外でお受けになっても医療費の負担に大きな違いはないようです。
治療は、培養するための細胞を採取するため、お腹の周辺を1cmほど切開し、ごくわずかな量の組織を採取して、専用の培養器にて約5週間をかけて培養。その後に点滴により体内に戻すという流れとなるようで、入院はせず日帰りで治療が終了するケースが多いようです。
培養にはおよそ5週間ほどを要するようですが、その間、国外に滞在し続ける必要はなく、組織の採取が終われば、帰国して培養結果を待ち、その培養が終了したら再度渡航して、点滴により培養された自己細胞を体内に取り入れるという流れとなります。ただし、この流れはあくまで標準的な治療のケースであり、他の疾患の治療同様、患者さま個々の状態により変わることがあり得ることは理解する必要があるでしょう。
この幹細胞を用いた再生医療による、糖尿病の根本治療をお考えの患者さまも、ぜひ私どもの医療通訳サービスをご利用ください。
ご相談は無料でお伺いいたします。
03-4283-7042(電話) または
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