【透析は絶対に嫌だ】透析前の先行的腎移植をサポート
別ページでも述べましたが、我が国には現在、人工透析・腹膜透析を合わせて、およそ35万人ともいわれる透析患者さんがいて、その数は年間に約5千人のペースで増加をし続けています。
そして透析は、いったん始めたら腎移植を受けない限り、生涯にわたり抜け出すことが出来ないのが現実。
その透析をやめるための唯一の根本治療である腎移植は、諸外国に比べて極端に数が少なく、近親者からドナーが得られない限りは、命の灯が消えるまで、週に3日間は透析装置に繋がれる、困難かつ不自由な生活を送ることを余儀なくされるでしょう。
毎月の血液検査結果で、徐々にクレアチニンやeGFRが上昇していることを理解しつつも、「透析生活は絶対に嫌だ」「透析には入らない」と強い気持ちを維持していた患者さんでも、医師から「いよいよ透析」との最後通告を受けた際の悲嘆は、計り知れないものがあると拝察いたします。
末期腎不全の根本治療は現在のところ、腎臓移植以外にありませんが、実は近年では腎移植を受ける患者さんの約3~4割が、透析前に「先行的腎移植」を受けています。
その先行的腎移植を受ける条件と優位性については、極めて積極的に先行的腎移植を推進している、こちらの医療機関の動画でも詳しく解説されています。(出典:日赤愛知医療センター名古屋第二病院)
なぜ日本は透析大国となったのか
我が国で透析治療が公費負担となったのは、昭和59年(1984年)からで、それ以前は透析には大きな自己負担額が生じていたため、末期腎不全に陥ると事実上、高額所得者以外は数週間で尿毒症による死を迎えざるを得ない状況でした。
しかし公費負担となってからは、日本各地で透析クリニックが開業し、多くの患者さんの延命に寄与してきましたが、逆に誰でもが、ほぼ自己負担なく透析が受けられるようになったことで、日本の透析業界の肥大化が始まったのです。
その大きな理由は「透析が大きな利益を生む医療ビジネス」となったから。前述のとおり、いったん透析を始めると腎臓移植を受けない限り一生涯、透析クリニックに通い続けなければならないため、透析医療機関にしてみると「患者は安定した金の成る木」となり、クリニックのみならず、透析関連機器や医薬品などの関連産業も莫大な利益を上げる構図を描いているのです。
それを裏付ける数字として、透析の医療費が日本の医療費全体に占める割合は約5%。単一の疾患の治療費が全医療費の5%を占める病は他にはありません。
我が国では、所得にかかわらず誰でもが週に3日、一回最低4時間の透析と、その前後の血液検査やレントゲン、また、エリスロポエチンといった高価な薬剤まで含めて、生涯にわたりほぼ自己負担なしで透析生活を送ることができるため、日本人の腎不全患者は経済的負担という面では、世界一幸せな環境にあると言えるでしょう。
ですが、実際に透析生活を送っている患者さんは、医療費の自己負担額がほぼゼロとはいえ、その生活に満足しているのでしょうか?答えは、おそらく「NO」でしょう。
「透析生活には絶対に入りたくない」「透析をやめたい」とお考えの方の解決策は、存在するのです。

では、どうしたら透析生活に陥らず、あるいは透析から解放されるのか
現代の医学的知識をもってしても、透析開始後または「透析開始が秒読み」という、末期腎不全の患者さんの腎臓病を治すことは出来ません。腎臓病は不可逆的な疾患だからです。透析療法も腎不全を「治す」治療ではなく「腎不全による死」を先延ばしにしているに過ぎません。
この状況を打開する、腎不全の唯一の根本治療法は「腎移植」。その腎移植について国内と海外の状況を整理すると、次のようになります。
日本と海外での腎移植| そのメリットとデメリット
●日本において受ける腎移植
【メリット】わずかな医療費負担で移植術が受けられる。
【メリット】言葉の壁や文化の違いがない。
【メリット】我が国ならではの、手厚い医療ケアが受けられる。
【デメリット】ドナーとして臓器提供に同意し、かつ一定程度の組織適合性を有する親族が必要。
【デメリット】ドナー候補者が限られているため、高齢のドナーに頼らざるを得ないことが多い。
【デメリット】親族にドナーがいなければ、献腎移植登録をしてから15年ほどの待機期間を要する。
●海外において受ける腎移植
【メリット】必要な医療情報を提供してから、数か月という極めて短期間で移植手術が実現する。
【メリット】我が国よりも症例数が豊富な専門チームが、患者と適合性が高いドナーを選んで執刀する。
【メリット】ドナー不足の我が国では行わざるを得ない「血液型不適合」の移植手術は行わない。
【デメリット】高額な医療費や、渡航費用・通訳等の経費がかかるうえ、医療文化の違いも大きい。
【デメリット】いつでも・どの国でもではなく、受入国ごとに定める一定の要件を満たす必要がある。
【デメリット】帰国後のケアを引き受けてくださる病院は、国内移植に比べて多くはない。
残念ながら腎不全は、透析療法では治りません。「透析地獄」と呼ばれている、出口のない長く暗いトンネルから脱出するには、腎移植を受けるしかありません。
透析開始前の「先行的腎移植」をご検討中の方、また、現在の透析生活にピリオドを打ちたいとお考えの方は、ご遠慮なくお問い合わせください。そして体験者にお会いになって、生の声をお聞きください。ご相談は、いつでも無料にて承っております。
当会では、40年近くに及ぶ豊富な経験に基づいた、最新の海外医療情報をご提供しており、その情報が必ずや透析でお悩みの方々のお役に立てると確信しております。
また、渡航移植についての情報は、以下の各ページでそれぞれの詳細をご確認いただけます。
海外腎移植の実現までの流れ
透析前に受ける先行的腎移植
先行的腎移植 (外部の参考サイト)
受入国の詳細と外国人患者を受け入れる理由
患者さまの体験手記
過去の患者さまの写真とビデオ
なお「海外での臓器移植を仲介する」と標榜する団体の中には、患者さんの弱みにつけ込んで詐欺同然の動きをしている者もいますから被害に遭わぬよう、くれぐれもご注意ください。
悪徳業者 詐欺の手口
当会がご提供するサポート内容
私ども海腎協は、医療通訳提供サービスが主たる業務ではありますが、日本人を含む外国人患者に腎移植手術を施してくれる海外の医療機関の一般情報は無料でご提供しておりますので、透析を回避するため、これから国外で先行的腎移植を含む腎臓移植手術をお受けになることをお考えの方々には、過去の経験に基づいた的確なアドバイスを差し上げられると確信しております。
私どもでは、渡航先での医療通訳を主たる業務としつつも、現地で調理する和食を中心とした毎日の食事の差し入れ、さらには買い物や衣類の洗濯といった、海外渡航治療に不可欠である様々な役務サービスを提供しておりますので、なんなりとお気軽にご相談ください。
臓器移植前は口腔ケアと適度な運動が極めて重要
話が少しそれますが、腎臓移植に限らず、臓器移植をお受けになるには、意外なことに歯の健康がとても大切です。
理由は、移植手術後に服用する免疫抑制剤にあります。
虫歯や歯周病があると、免疫抑制剤の作用により症状が悪化する可能性があり、その結果として雑菌が繁殖して全身状態が悪化することがあります。
海外の移植外科医のなかには、歯科医のクリアランス(同意)を得ないと、手術に向けた最終のゴーサインを出さないことすらあり、かつ腎移植術前に行われる様々な事前検査のなかには、歯の状態のチェックとクリーニングが含まれているのが一般的です。
虫歯や歯周病は短期間では治りませんから、海外で腎移植を検討されている患者さんは、日ごろから歯や歯茎の衛生状態に気を配るべきでしょう。
また、術後の早期回復のため、日頃から無理のない範囲で適度な運動を継続して行うことも推奨いたします。
適切な運動を継続していた患者さんの予後回復が早く、順調であったことは過去の多くのケースで実感したところです。
医療通訳とは
医療通訳とは、医療の専門用語に精通し、医師や看護師とのコミュニケーションを円滑に図って、正確な情報を患者さまに提供し、また、患者さまの状態を医療従事者に正確に伝える、医療現場で働く通訳のプロフェッショナルのことを指します。難解な医療の専門用語を完全に理解し、患者さまと医療従事者との意思疎通を正確に図るには、何よりも豊富な経験を積むことが重要です。
海外で医療行為をお受けになる際は、私ども海腎協のプロフェッショナルな医療通訳サービスを是非お役立てください。
翻訳ソフトは目覚ましい発展を遂げてはいますが、日常会話程度の翻訳ならばともかく、医療現場で正確かつタイムリーな意思疎通をするには、残念ながら現状では十分な機能を有しているとはいえません。
外国に渡航して安心して快適に疾病の治療をするにあたり、医療通訳や渡航先での滞在支援についてのご相談がおありでしたら、40年近いサポート実績を誇る当会にぜひご相談ください。
保険・医療費控除について
生命保険や医療費控除の活用方法に関する情報をお知らせいたします。
現時点で有効な生命保険または医療保険にご加入の場合、外国での治療であっても、現地医師団作成の診断書を添付することにより、手術給付金および入院給付金の請求を行うことが可能な場合がありますから、詳しくは各保険会社にお問い合わせください。せっかく加入している保険です。有効にご活用ください。
また同様に、病院の領収書を添付することにより、200万円を上限とした所得税の医療費控除が受けられます。詳しくは、税理士または市区町村の税務課までお問い合わせください。
保険や税の控除を上手に利用しましょう。
ご相談は無料でお伺いいたします。
03-4283-7042(電話) または
080-7841-8989(医療通訳直通携帯)までお気軽にどうぞ。
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